【バリアーニ農園便り】2016年産グリーンの味わい

2016年産グリーンオイルの最終テイスティング

社長佐藤格です。12月1日から5日までバリアー二農園を訪問してきました。

毎年、農園に着くとすぐに、グリーンオイルのテイスティングをしています。

農園内の区画をいくつかに分け、それぞれのエリア毎に収穫した果実でオイルを製造し、それらの味わいを全て確認するわけです。

私が到着する前に、バリアーニ家の製造責任者であるセバスチャンが最後の2つまで絞っています。

セバスチャンは、イタリアが国家として認定するオリーブオイル鑑定士です。

小生が到着時にその2つのグリーンオイルから1つを選ぶことになっていますが、私とセバスチャンが最後に選ぶオイルは毎年一致しています。

それと、これは毎年ご説明することですが、バリアーニ家は当社以外にバイヤーを農園に入れることも、ましてやテイスティングして選ばせてから販売することも絶対にありません。バリアーニ家のオイルを選んで購入しているのは当社だけです。

当社がボトル毎買い付けたオイル
写真は当社がタンク毎買い付けたオイル。

さて、以下は選定した今年のグリーンオイルの特徴です。

最初に、クリーミーで高貴で軽やかでありながらもふくよかな味わい、これらを全て同時に感じ、長く醸しだします。

そして時間差をおいて初摘み初搾りグリーンオイルの特徴である高ポリフェノール成分の苦味・辛味がバランスよく後味をかざります。

昨年産と比較すると、全体の味わいにゆったりした優雅さすら感じられる味わいを、口のなかで長くお楽しみいただけるのが2016年度グリーンオイルの特徴となります。

このふくよかな味わいが格段に向上したのは、収穫直前にあった雨、まさに慈雨が大きく貢献したことは確かであるとセバスチャンは語ります。

昨年を思い起こせば、最後まで降雨はなく、井戸水の管理灌漑による定時潅水だけが頼りでした。

果実は自己保存のためにポリフェノールを出し続け、結果的にはエネルギー溢れるグリーンオイルの味わいでありました。

今年のオイルを選定した決めては、このキャラクターの濃淡の差です。

味わいが色の濃度差、密度の濃淡さに表れていることがお分かりになると思います。

グリーンオイルの搾油は既に終了し、今は食物繊維成分などのオリを沈降させるデカンテイング中です。

予定では現地の印刷屋さんから12月12日の週に日本語ラベルが到着次第ボトリングされます。

そして年内または1月上旬の船積みスケジュールを予定しています。

今年は港湾ストの影響はありません。

また韓国のコンテナ船輸送会社の破綻による作業への影響も特にないとのことで、1月末頃に皆様へのお届けできる見込みです。

帰国当日までバリアー二家とは一日6時間以上ともに時間を過ごしました。

6年目の大旱魃を乗り切り、果実生産とオイル製造を成し遂げたバリアーニ家の努力にはただただ敬意を表し、ここに感謝を改めて表明して帰国した次第です。

ご予約受付に関しましては、入荷時期が大まかに決まってくる船便確定後から開始させて頂きます。

ご予約受付が今月下旬からになるか、年始になるか、状況をみてまたご連絡致します。