【スエルテアルタ】クパージュ オイルの複雑な味わいの秘密

By | 7月 10, 2020

スペインのスエルテアルタで製造しているオリーブオイルは2種類あり、ピクアルとクパージュとがあります。

クパージュの方は、今年文字通りスペイン ナンバーワンになりましたことを先日のメルマガでお伝えしました。

その賞は、スペインで最も厳格な賞として知られる、スペイン政府による最優秀エキストラバージンオリーブオイル特別賞です。

このニュースの反響は非常に大きく、クパージュの人気が高まってきています。

特に、バリアーニグリーンオイルがお好きな方もクパージュの品質の高さに驚かれ、度々リピートされる方が多いです。

スエルテアルタのオーナーであるマヌエル侯爵によると、2019年秋産は珍しくピクアルよりクパージュの方がポリフェノール量が多いとのことです。

健康のためにオリーブオイルを飲みたいという方で、ポリフェノール量の多いものを選びたいという方にピクアルが人気でしたが、そういう方には今年はクパージュをおすすめ致します。

さて、

クパージュオイルの味わいは一言で申しますと、非常に複雑で、なおかつその複雑さは毎年進化しています。

それには次のような理由があります。

クパージュにはピクアル、ピクード、オヒブランカという3種のオリーブが使われています。

それらは農園内で等間隔に植えられているため、毎年互いに自然交配して少しずつ変化しているのです。

自然交配は植物学的には自然交雑と言うそうですが、これを単純化して説明します。

ピクアル、ピクード、オヒブランカの3種類を、仮にそれぞれピクアル=Aa、ピクード=Bb、オヒブランカ=Ccという遺伝子に分類したとします。

Aa Bbという品種の組み合わせは、AB、Ab、Ba、abの4通りです。

次にAaとCcという品種の組み合わせは、AC、Ac、aC、acの4通りです。

BbとCcでの組み合わせの場合は、BC、Bc、bC、bcの4通りです。

これだけでも3+12で15通りあります。

これらが毎年、それぞれの木で起こるとさらに複雑になっていく計算です。
ただ、実際には非常にゆっくりと増えていくのだと思われます。

遺伝子的な変化の全ての要素が味わいに直結する訳ではないでしょうが、これが味わいが年々少しずつ複雑になっていく理由だと考えられます。

このような自然の不思議による味わいの複雑さと、侯爵の努力によるポリフェノール量の多さが評価されて、今回のスペインナンバーワンにつながったに違いありません。

オリーブオイル大国スペインでナンバーワンの大変素晴らしいオリーブオイルを扱っていることを私達は誇りにしており、

バリアーニグリーンオイルがお好きな方にも、大いにこのスエルテアルタ クパージュをおすすめ致します。

クパージュオイルを是非お試しくださいませ。