食べる前に迷わずオリーブオイルを選ぶ方法

オリーブオイルは非常に多くの種類があります。ここでは、自社製品だけでなく、オリーブオイル全般の選び方についてご説明致します。

まず、オリーブオイルは、品質によって大きく価格が異なります。その価格を決定づけている要素には3つあります。つまり、この3つが販売時に開示されているかを検証すれば選び易いということです。

品質の決め手①新鮮さ

新鮮さを表す指標・ポリフェノール

新鮮さは、オリーブオイルの品質を決める最も重要な要素です。新鮮さは、ポリフェノールの含有量として現れます。ポリフェノールとは、オリーブ果実が新鮮さを保つために果実内に持っている酸化させないための成分です。

酸化したオリーブオイルを食べると老化が早まりますが、ポリフェノール量の多いオリーブオイルを食べると老化を遅らせることができるという素晴らしいメリットがあります。ですから、ポリフェノール量の多いオリーブオイルは、健康オイルと言えますし、お肌に使えば素晴らしい美容オイルとなるのです。

ではポリフェノール量はどうすれば多くすることができるのでしょうか。オレンジでたとえてみましょう。

地に落ちたオレンジを拾ってジュースにする人はいません。なぜでしょうか。それは酸化が進み、新鮮な味わいが無くなってしまった後だからです。オリーブオイルも新鮮さが命ですから、地に落ちてから搾油されるオイルがよいか、地に落ちる前に搾油されるオイルがよいかは明らかなことでしょう。当社取扱品は、いずれも果実が木になっている状態で収穫され、搾油されています。他のメーカーが収穫を始める時には製造が終わっているオリーブオイルです。写真はスエルテアルタの果実を受け止める、傘のような機械のついたトラクター。

ポリフェノール量が多いオリーブオイルの共通点は?

収穫から搾油までが短時間であること

ポリフェノールの多いオリーブオイルは、果実を摘み取ってからできるだけ早く搾油するかによって大きく変わってきます。それは、果実を摘み取ってから、果実はどんどん酸化していくからです。非常にポリフェノールの多いオリーブオイルを作っているメーカーは、果実採取後、4時間以内に搾油しています。

そして、ここにはもう一つポイントがあります。オリーブ農園が搾油工場を持っているかどうかです。もし搾油場が無い場合、生協に持ち込み、搾油されるまで順番待ちになります。収穫繁忙期には、多くの農園のトラックが生協に向かうものです。従って、当然4時間以内というのは不可能になってきます。

当社で販売するバリアーニオリーブオイルは、手摘みで果実摘み取り後4時間以内の搾油を保証しています。

手摘みこそが最高であると思う人もありますが、これは誤解です。手摘みの方が機械で収穫するよりも遅くなるものの、規模が大きくなければ特に問題はありません。逆に広大な農園を持っていて手摘みに頼っている農園であれば収穫に非常に時間がかかり、収穫時に酸化が進んでしまう可能性があります。

当社で販売するスペインのスエルテアエルタオリーブオイルは、機械での果実摘み取り後、最短20分から2時間以内の搾油を保証しています。

製造工程で紫外線と酸素に触れないこと

以前、多くのメーカーで話題となった中世古式製法をいまだに続けているメーカーもありますが、この製法は酸素に触れやすいという問題点があります。

当社取扱オリーブオイルは、いずれも近代製法で酸素にも紫外線にも触れません。

容器が遮光瓶であること

透明瓶、透明プラスチック瓶、蓋の構造が空気を通す品質である場合、空気にも紫外線にも触れるため、ボトリング後にも酸化が進みやすいということが言えます。

当社取扱のオリーブオイルは、いずれも遮光瓶にボトリングしています。

果実採取時期とボトリング時期をラベルに明記していること

昔から、オリーブオイルメーカーは、生産量が多く、その年のオイルが余った場合には、生産量の少ない年にボトリングして販売してきました。それが売上を維持し、生き残るための生活の知恵であったのです。そういうオリーブオイルには、賞味期限しか記載がありません。そのために、いつ収穫した果実であるのか、いつボトリングしたオイルであるのかがわかりません。

そうなると、製造して数年経過している可能性があるのです。そういう古くなったオリーブオイルを販売しないと決めているメーカーであれば、ラベルに果実採取時期とボトリング時期とを明記しています。当社取扱のオリーブオイルはいずれも果実採取時期とボトリング時期を明記しています。

当社取扱のオリーブオイルに含まれるポリフェノール量は、毎年変動がありますが、
スエルテアルタピクアル>スエルテアルタクパージュ>バリアーニグリーン>バリアーニレギュラーの順番に多いです。

当社製品中、最もポリフェノール量が少ないバリアーニレギュラーオイルには700mg/kg程度含まれており、他のメーカーで多いとされるのが400mg/kgから600mg/kg程度であるのに比べると、相当多いのが特徴です。

品質の決め手② 味わいがよいこと

食べる前に味わいを判断する方法

通常は食べなければ味わいがどんなものかはわかりません。食べる前に知りたい場合には、受賞歴か購入者のレビューを確認する必要があります。受賞歴は、生産国以外のコンテストでの受賞歴をどれだけ持っているかが最も重要です。一方で、このようなコンテストにも色々なものがあり、近所で購入したオイルを製造者でなくとも出品できるコンテストも存在するため、よく選んで出品していることが重要です。

当社で販売しているバリアーニオリーブオイルは、そもそもポリシーとしてコンテストには出品しないと決めているため、受賞歴はありませんが、過去にONAOOのチーフオリーブオイル鑑定士による評価を書いてもらっています。

ONAOOのチーフオリーブオイル鑑定士による評価

    バリアーニ家から許可を得て、ONAOOチーフオリーブオイル評価鑑定士ファブリツィオ氏からバリアーニ家が受け取った、2010年秋産グリーンオイルと2010年秋産レギュラーオイルの評価に関する訳文と原文をご紹介します。(伊語をバリアーニ家が英語訳し、日本ホールフーズ株式会社で日本語訳)

  • 翻訳
    エンリコ君
    講義でテイスティングした今年のオイルに賛辞を送ります。誰もが評価した品質でした。私の評価では、パーフェクト、欠点なし、しかもグリーンオイルに特に強調されている個性はこれまでのバリアーニオリーブオイルのベストといえるでしょう。今後ともこの方向で進まれんことを。
    敬具 ファブリツィオよりイタリア語原文

  • Caro Enrico, complimenti per i tuoi oli, sono stati assaggiati durante il corso e da tutti apprezzati.Ritengo siano i migliori mai assaggiat i da te prodotti, perfetti, senza alcun difetto e con una decisa caratterizzazione, ovviamente piu accentuata sulla early harvest.
    Continua cosi Abbracci Fabrizio
    Onaoo
    c/o C.C.I.A.A. Imperia
    Via T. Schiva 29

  • ※Organizzazione Nazionale Assaggiatori Olio di Oliva
    ONAOOは、イタリア各都市の商工会議所からの基金で自国産及び外国産のオリーブオイルの評価鑑定を行い、世界のオリーブオイルの品質向上に寄与する機関です。(バリアーニ家のエンリコはこの機関認証のオリーブオイル評価鑑定士)

当社で扱うもう一つのオリーブオイルメーカーであるスエルテアエルタの方は、過去に多くの海外での賞を含め、受賞した全ての賞を掲載しています。この海外での受賞こそ、スポーツでいうところのアウェイでの勝利であるため、重要です。

受賞歴

  • ピクアル
    • DOPバエナ賞 銀メダル
    • イタリア 有機オリーブオイルコンテスト 銀メダル
    • スペイン 国際有機オリーブオイルコンテスト 有機部門金賞
    • 米国ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテスト 銀メダル
    • スペインハエン オリーブオイル博物館コンテスト 最終選考賞
    • 英国グレートテイスト食品コンテスト 1スター
    • ⽇本オリーブオイルソムリエ協会コンテスト 銀メダルなど
  • クパージュ
    • DOPバエナ賞金メダル
    • イタリア 有機オリーブオイルコンテスト 金メダル
    • イタリア国際食品展オリーブオイルコンテスト 最優秀賞
    • ニューヨーク 国際オリーブオイルコンテスト 金メダル
    • フランスグルメオリーブオイルコンテスト グルメ金賞
    • スペインハエン オリーブオイル博物館コンテスト 選考賞
    • スペインコルドバ 議会主催オリーブオイルコンテスト 最終選考賞
    • 中国国際オリーブオイルコンテスト 金メダル
    • フランス国際オリーブオイルコンテスト 銀メダル
    • スペインDOバエナ地方産オリーブオイルコンテスト 金メダル
    • イスラエル国際オリーブオイルコンテスト 最優秀金メダル
    • ドイル世界ベストオリーブオイルコンテスト 最優秀有機オリーブオイル同世界10傑選出
    • 英国グレートテイスト食品コンテスト 1スター
    • ⽇本オリーブオイルソムリエ協会コンテスト 金メダルなど

ご愛用者様の声

特徴ある 4 つのオリーブオイルを愛する皆様のお言葉をご覧ください。

スエルテアルタ ピクアルオイル

「気がつくと家族全員、器の底に残ったドレッシングが、愛おしくて一滴も残すまいと飲んでいました笑 何より驚いたのは、いつもは生野菜を食べない3才の孫が、美味しいと言ってたくさん食べたことです。 子供は正直だなと思います。また、先日スエルテアルタをプレゼントした友人からも、『こんなオリーブオイルがあるなんて知らなかったわ! 味はもちろん、瓶のデザインも何もかも完璧で、感動しました!』と興奮気味に電話をくれました。 私も嬉しいです。」(ばなな様)
「ピンクのボトルが素敵! ピクアル種単一のオリーブオイルという。 なめらかな舌触りはベルベットのようで華やか、 次に来る青い果実の香りその中にある毅然とした辛さが続く。 ポリフェノール含有量が世界一というので、 クリーム代わりに使っていたところ、 半年を過ぎたころあら不思議顔のシミが薄くなっていることに気づいた。 食べてよし、使ってよしのピクアル、今では私のパートナー、欠かせないものになった。」(S.T 様)

スエルテアルタ クパージュオイル

「従来の近所のスーパーで買った品とは全く違う味わいに驚いています。 まろやかでおいしく『これが本物のオリーブオイルなのか』と満足しております。」(H.O様)
「スペインのオイルなので今トレンディな タパス(小皿料理)との相性は 当たり前ですが抜群! 熱が加わるととても心地よい香りが 立ち上ってきます。赤ピ ーマンのマリネや魚・甲殻類・ホタテの ソテーなどなど万能選手です。 意外ですが中華料理に使うと仕上がりが 大変軽くなります! 瓶の注ぎ口の形状に大変驚きました。 普通は使い終わりのころに残念ですが 多少味が変化します。 これは仕方ないことですが……スエルテアルタの注ぎ口は最小の酸化をも 防ぐようできるだけ空気が入らないよう 工夫されてます。 これなら最後まで素晴らしいオイルの 味わいを損なうことなく楽しめます!」(MIYABI 様)

バリアーニ レギュラーオイル

「以前から、身体に良いものを口にするようにしてきましたが、オリーブオイルだけが見つからず探していました。そして、やっと納得できるものに出会いました!!このオリーブオイルは、本当に素晴らしいです。素材の風味を損なわず、旨味を引き出してくれ、お料理の格をグーンと上げてくれます。」(しゃらまま様)
「最高です。アロマの教材としても贅沢に使用 マサージオイルとしては浸透力が素晴らしいので、 他のキャリアオイルは使えません。下着などにも映らず快適に使用しています」 (飯塚 廣子様)

バリアーニ グリーンオイル

「これぞTheオリーブオイル!です。私は色んな所でオリーブオイルを購入してきましたが、ホールフーズさんのバリアーニグリーンオイルは絶品です!私のお勧めは、オリーブオイルに塩を少々、それにバケットです。オリーブオイルの味を最大に楽しめます。また、私はオリーブオイルと豆腐でコレステロール値が正常になりました。」(みの様)
「今でもオイルそのものを味わうとちょっと苦いと思ってしまいます。でもその苦いオイルを出来たての料理やサラダにかけると何て美味しくなることか。私が好きなのは魚の塩焼きにバリアーニとほんの少し醤油をかけることです。もうマジックですね。以前なら焼き魚にオリーブオイルなんて思いもよりませんでした。もちろん化粧オイルとしても使っています。」(りんりん様)

味わいを決める要素

味わいを決める要素は、以下のものです。
・ 果実特有の個性がわかること
・ 複数のフルーツやナッツ、アロマなど多くの複雑な要素を持っていること
・ うま味の量が多いこと


風味の複雑さは、オリーブの木の植え方等によっても異なってきます。これについては、スエルテアルタメルマガにのみ記載しており詳細は割愛いたしますが、当社製品では次の順位になっています。
スエルテアルタクパージュ>バリアーニグリーン>バリアーニレギュラー>スエルテアルタピクアル

ピクアルオイルはポリフェノールが多く、新鮮な緑の風味と爽やかな苦味とナッティさが楽しめます。クパージュオイルはハーブ、ほんのり甘味とリンゴ・柑橘系、トロピカルなニュアンスも感じます。バリアーニは使用果実がグリーンもレギュラーも同じですが、果実採取時期が異なり、グリーンオイルの方がレギュラーよりも風味が複雑です。

次に、味わいの中でうま味というのが最も重要です。オリーブオイル中のうま味は、まだ科学的に解明されていませんが、実はワインでも「Umami」という言葉があり、多くのソムリエがその存在を認めています。うま味は土壌の肥沃さから来ます。栄養が豊富な土壌であればあるほど、うま味は濃厚になります。その点、当社製品では、バリアーニオリーブオイルがうま味の濃厚さは突出しています。
バリアーニ農園は、処女地を開梱しており、非常に肥沃な土壌です。そのため、果実が栄養を多く含み、かなり大きくなります。写真はバリアーニグリーンオイルになる、収穫直前の果実。うま味はこのように土壌から来るのです。

当社のスエルテアルタにもうま味もありますが、バリアーニ農園ほど土壌が肥沃ではないため、うま味の量はバリアーニオイルの方が多いです。

このうま味成分は、加熱調理時に最もよくわかります。そもそも、良質なオリーブオイルは加熱調理をすべきでないという認識は誤解に基づいており、大いにオリーブオイルは加熱調理すべきです。

というのは、たとえば揚げ物をオリーブオイルで作る場合、衣に油が染みこみ、非常に美味しくなります。またオリーブオイル中のポリフェノールは加熱調理しても食品中に一部移行することが明らかになっています。また、揚げた後にも油に含まれるポリフェノールのお陰で酸化しにくくなります。

他にはない要素〜特注品もう一つ、味わいの決め手となる重要な要素があります。区画を選べるかということです。この要素はバリアーニ以外では聞いたことがありません。当社は、バリアーニ農園で毎年、農園内の複数の区画から収穫した果実を搾った複数のオイルをテイスティングして選ばせてもらった特注品を輸入しています。
ワインでもクリュという言葉があり、畑の格が決まっていますが、オリーブも同様で同じ農園でも区画によって味わいは決して同じではありません。毎年当社社長が収穫時期に農園に訪問すると、最も美味しい3つの区画のオイルに絞った状態で一緒にテイスティングをします。そして、いつもそうなのですが、当社社長とバリアーニファミリーは全員一致で一番美味しいのは、「これだよね」、と同じものを指さします。

そういうテイスティングした上で選んで購入させてもらえるオリーブオイルメーカーは、バリアーニファミリー以外に当社では知りません。こうして選ばせてもらったオイルをタンクごと購入しています。この写真は当社が買い付けたタンクで、これは日本ホールフーズにしか出荷しないことを約束したものです。

品質の決め手③ 温度管理

温度管理は、製造工程、製品の輸送中、到着後で重要なことです。現在はコールドプレス製造を実践するメーカーが増えており、最近は殆どありませんが、以前は製造中に温度を高くする製法を用いるメーカーが多くありました。写真はスエルテアルタの製造設備、オーナーのマヌエル侯爵と工場長のパコ氏。

また、余程販売量が少ない場合を除き、市場の殆どのオリーブオイルは船便が用いられますが、ヨーロッパからの航路の場合には、赤道を2回通ります。そのため、常温管理がなされるリーファーコンテナを使用していることが重要です。
  アメリカからの航路の場合には、北太平洋航路を通っているため、海温がそもそも低く、リーファーコンテナを利用する必要がありません。

リーファーコンテナスエルテアルタオイルの輸送にはリーファーコンテナを使用しています。バリアーニオイルはリーファーコンテナを使う必要がない、海水温の低い北太平洋航路を通って日本に着きます。

また、日本到着後も倉庫が常温管理をしていることが大切です。この温度管理は、製品を販売する上で必ずコストとして表れます。また、価値あるオリーブオイルには必ずこのコストがかけられています。


総合的に評価したのが販売価格

当社の販売価格は、上記の全ての要素を反映して決定しており、高価格なものから順に
バリアーニグリーンオイル>スエルテアルタクパージュ>バリアーニレギュラー>スエルテアルタピクアル
、となっております。

※バリアーニオイルには1Lがありますが、このページの公開時点でスエルテアルタは1Lサイズを販売しておりません。
以上の全ての要素が開示されているかどうか、またどれほど当てはまっているかを考慮して、重視したいポイントを決めた上で、オリーブオイルを選ぶことをおすすめいたします。


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