色々なオリーブオイル

食べる前に迷わずオリーブオイルを選ぶ方法

オリーブオイルは非常に多くの種類があります。ここでは、自社製品だけでなく、オリーブオイル全般の選び方についてご説明致します。

まず、オリーブオイルは、品質によって大きく価格が異なります。その価格を決定づけている要素には3つあります。つまり、この3つが販売時に開示されているかを検証すれば選び易いということです。

品質の決め手①新鮮さ

新鮮なオイルは最後までフルーティさを楽しめる

新鮮さは、オリーブオイルの品質を決める最も重要な要素です。新鮮さは、ポリフェノールの含有量として現れます。ポリフェノールとは、オリーブ果実が新鮮さを保つために果実内に持っている酸化させないための成分です。

オリーブオイルを手に使う酸化したオリーブオイルを食べると老化が早まります。たとえば、いつも何か胸焼けしたような感じがするとか、使っている油がベタベタした感じがするのであれば、それは酸化している証拠かもしれません。

逆に、ポリフェノール量の多いオリーブオイルは、健康オイル、美容オイルとなります。ポリフェノールが多いからこそ、開栓後もすぐに酸化して喉を通らなくなるということはなく、フルーティな味わいを使い切るまで楽しむことができます。それから、そのまま飲んだり、ドレッシングとして生で使ったりすることで、ポリフェノールを最大限に摂ることがでます。

このポリフェノールは苦味と辛味として表れます。イタリア政府公認オリーブオイル鑑定士である長友姫世氏は、『オリーブオイル・ガイドブック』という本の中で、「オリーブオイルの世界では、苦味と辛味は重要なポジティブ要素です。」と書いており、苦味と辛味は品質のよい面として評価されます。

ではポリフェノール量はどうすれば多くすることができるのでしょうか。オレンジでたとえてみましょう。

スエルテアルタ所有の果実を受け止める傘の付いたトラクター地に落ちたオレンジを拾ってジュースにする人はいません。なぜでしょうか。それは酸化が進み、新鮮な味わいが無くなってしまった後だからです。オリーブオイルも新鮮さが命ですから、地に落ちてから搾油されるオイルがよいか、地に落ちる前に搾油されるオイルがよいかは明らかなことでしょう。当社取扱品は、いずれも果実が木になっている状態で収穫され、搾油されています。他のメーカーが収穫を始める時には製造が終わっているオリーブオイルです。写真はスエルテアルタの果実を受け止める、傘のような機械のついたトラクター。

ポリフェノール量が多いオリーブオイルの共通点は?

乾燥した気候で生産されていること

ポリフェノールは、オリーブの木が乾燥から身を守るために作る成分であるため、砂漠に近い干ばつの地域で製造されているオリーブオイルだと含有量が多くなります。当社取扱のオリーブオイルは、米国カリフォルニアのバリアーニオイル、スペインのスエルテアルタともに乾燥した地域で作られています。

収穫から搾油までが短時間であること

ポリフェノールの多いオリーブオイルは、果実を摘み取ってからどれだけ早く搾油するかによって大きく変わってきます。それは、果実を摘み取ってから、果実はどんどん酸化していくからです。非常にポリフェノールの多いオリーブオイルを作っているメーカーは、果実採取後、4時間以内に搾油しています。

収穫期のバリアーニ家そして、ここにはもう一つポイントがあります。オリーブ農園が搾油工場を持っているかどうかです。もし搾油場が無い場合、生協に持ち込み、搾油されるまで順番待ちになります。生協が無い国の小規模オリーブ農園は、果実をオリーブオイル生産者に売りますが、摘み取り後の時間ロスは避けられません。従って、当然4時間以内というのは不可能になってきます。

当社で販売するバリアーニオリーブオイルは、手摘みで果実摘み取り後4時間以内の搾油を保証しています。

手摘みこそが最高であると思う人もありますが、これは誤解です。手摘みの方が機械で収穫するよりも遅くなるものの、規模が大きくなければ特に問題はありません。逆に広大な農園を持っていて手摘みに頼っている農園であれば収穫に非常に時間がかかり、収穫時に酸化が進んでしまう可能性があります。

当社で販売するスペインのスエルテアエルタオリーブオイルは、機械での果実摘み取り後、最短20分から2時間以内の搾油を保証しています。

製造工程で紫外線と酸素に触れないこと

以前、多くのメーカーで話題となった中世古式製法をいまだに続けているメーカーもありますが、この製法は酸素に触れやすいという問題点があります。

当社取扱オリーブオイルは、いずれも近代製法で酸素にも紫外線にも触れません。

容器が遮光瓶であること

透明瓶、透明プラスチック瓶、蓋の構造が空気を通す品質である場合、空気にも紫外線にも触れるため、ボトリング後にも酸化が進みやすいということが言えます。

当社取扱のオリーブオイルは、いずれも遮光瓶にボトリングしています。

果実採取時期とボトリング時期をラベルに明記していること

昔から、オリーブオイルメーカーは、生産量が多く、その年のオイルが余った場合には、生産量の少ない年にボトリングして販売してきました。それが売上を維持し、生き残るための生活の知恵であったのです。そのようなオリーブオイルには、賞味期限しか記載がありません。そのために、いつ収穫した果実であるのか、いつボトリングしたオイルであるのかがわかりません。

そうなると、製造して数年経過している可能性があるのです。古くなったオリーブオイルを販売しないと決めているメーカーであれば、ラベルに果実採取時期とボトリング時期とを明記しています。当社取扱のオリーブオイルはいずれも果実採取時期とボトリング時期を明記しています。

スエルテアルタオイルの果実採取時期とボトリング時期説明バリアーニオイルの果実採取時期とボトリング時期説明

当社取扱のオリーブオイルに含まれるポリフェノール量は、毎年変動がありますが、以下の様になっています。

ポリフェノール量☆1位☆ 2位 3位 4位
スエルテアエルタピクアル500mL スエルテアルタクパージュ500mL バリアーニグリーン500mL バリアーニレギュラー500mL
スエルテアルタ
ピクアル500mL
スエルテアエルタ
クパージュ500mL
バリアーニ
グリーン500mL
バリアーニ
レギュラー500mL

当社製品中、最もポリフェノール量が少ないバリアーニレギュラーオイルには、年によって違いますが多い年で700mg/kg程度含まれており、多いと言われるメーカーのものでも500mg/kg程度であるため、比べると相当多いのが特徴です。当社取扱のそれ以外のオリーブオイルには、多い年で1000mg/kg以上のポリフェノールが含まれています。

品質の決め手② 味わいがよいこと

食べる前に味わいを判断する方法

通常は食べなければ味わいがどんなものかはわかりません。食べる前に知りたい場合には、受賞歴か購入者のレビューを確認する必要があります。受賞歴は、生産国以外のコンテストでの受賞歴をどれだけ持っているかが最も重要です。一方で、このようなコンテストにも色々なものがあり、近所で購入したオイルを製造者でなくとも出品できるコンテストも存在するため、よく選んで出品していることが重要です。

当社で販売しているバリアーニオリーブオイルは、そもそもポリシーとしてコンテストには出品しないと決めているため、受賞歴はありませんが、過去にONAOOのチーフオリーブオイル鑑定士による評価を書いてもらっています。

ONAOOのチーフオリーブオイル鑑定士による評価

    バリアーニ家から許可を得て、ONAOOチーフオリーブオイル評価鑑定士ファブリツィオ氏からバリアーニ家が受け取った、2010年秋産グリーンオイルと2010年秋産レギュラーオイルの評価に関する訳文と原文をご紹介します。(伊語をバリアーニ家が英語訳し、日本ホールフーズ株式会社で日本語訳)

  • 翻訳
    エンリコ君
    講義でテイスティングした今年のオイルに賛辞を送ります。誰もが評価した品質でした。私の評価では、パーフェクト、欠点なし、しかもグリーンオイルに特に強調されている個性はこれまでのバリアーニオリーブオイルのベストといえるでしょう。今後ともこの方向で進まれんことを。
    敬具 ファブリツィオよりイタリア語原文

  • Caro Enrico, complimenti per i tuoi oli, sono stati assaggiati durante il corso e da tutti apprezzati.Ritengo siano i migliori mai assaggiat i da te prodotti, perfetti, senza alcun difetto e con una decisa caratterizzazione, ovviamente piu accentuata sulla early harvest.
    Continua cosi Abbracci Fabrizio
    Onaoo
    c/o C.C.I.A.A. Imperia
    Via T. Schiva 29

  • ※Organizzazione Nazionale Assaggiatori Olio di Oliva
    ONAOOは、イタリア各都市の商工会議所からの基金で自国産及び外国産のオリーブオイルの評価鑑定を行い、世界のオリーブオイルの品質向上に寄与する機関です。(バリアーニ家のエンリコはこの機関認証のオリーブオイル評価鑑定士)

当社で扱うもう一つのオリーブオイルメーカーであるスエルテアエルタの方は、過去に多くの海外での賞を含め、受賞した全ての賞を掲載しています。この海外での受賞こそ、スポーツでいうところのアウェイでの勝利であるため、重要です。

受賞歴

  • ピクアル
    • DOPバエナ賞 銀メダル
    • イタリア 有機オリーブオイルコンテスト 銀メダル
    • スペイン 国際有機オリーブオイルコンテスト 有機部門金賞
    • 米国ロサンゼルス国際オリーブオイルコンテスト 銀メダル
    • スペインハエン オリーブオイル博物館コンテスト 最終選考賞
    • 英国グレートテイスト食品コンテスト 1スター
    • ⽇本オリーブオイルソムリエ協会コンテスト 銀メダルなど
  • クパージュ
    • DOPバエナ賞金メダル
    • イタリア 有機オリーブオイルコンテスト 金メダル
    • イタリア国際食品展オリーブオイルコンテスト 最優秀賞
    • ニューヨーク 国際オリーブオイルコンテスト 金メダル
    • フランスグルメオリーブオイルコンテスト グルメ金賞
    • スペインハエン オリーブオイル博物館コンテスト 選考賞
    • スペインコルドバ 議会主催オリーブオイルコンテスト 最終選考賞
    • 中国国際オリーブオイルコンテスト 金メダル
    • フランス国際オリーブオイルコンテスト 銀メダル
    • スペインDOバエナ地方産オリーブオイルコンテスト 金メダル
    • イスラエル国際オリーブオイルコンテスト 最優秀金メダル
    • ドイル世界ベストオリーブオイルコンテスト 最優秀有機オリーブオイル同世界10傑選出
    • 英国グレートテイスト食品コンテスト 1スター
    • ⽇本オリーブオイルソムリエ協会コンテスト 金メダルなど

ご愛用者様の声

特徴ある 4 つのオリーブオイルを愛する皆様のお言葉をご覧ください。時々辛さや苦味がどうしても苦手という方もありますが、そういう方には残念ながら向いていません。それでも、苦さや辛味について当社のお客様がどのように仰有っているか、また料理のジャンルを選ばず、料理がグレードアップしてご家族が喜ばれているというこお言葉をご覧ください。

スエルテアルタ ピクアルオイル

スエルテアルタピクアル500mL

「気がつくと家族全員、器の底に残ったドレッシングが、愛おしくて一滴も残すまいと飲んでいました笑 何より驚いたのは、いつもは生野菜を食べない3才の孫が、美味しいと言ってたくさん食べたことです。 子供は正直だなと思います。また、先日スエルテアルタをプレゼントした友人からも、『こんなオリーブオイルがあるなんて知らなかったわ! 味はもちろん、瓶のデザインも何もかも完璧で、感動しました!』と興奮気味に電話をくれました。 私も嬉しいです。」(ばなな様)
「ピンクのボトルが素敵! ピクアル種単一のオリーブオイルという。 なめらかな舌触りはベルベットのようで華やか、 次に来る青い果実の香りその中にある毅然とした辛さが続く。 食べてよし、美容に使ってよしのピクアル、今では私のパートナー、欠かせないものになった。」(S.T 様)

スエルテアルタ クパージュオイル

スエルテアルタクパージュ250mL

「従来の近所のスーパーで買った品とは全く違う味わいに驚いています。 まろやかでおいしく『これが本物のオリーブオイルなのか』と満足しております。」(H.O様)
「スペインのオイルなので今トレンディな タパス(小皿料理)との相性は 当たり前ですが抜群! 熱が加わるととても心地よい香りが 立ち上ってきます。赤ピ ーマンのマリネや魚・甲殻類・ホタテの ソテーなどなど万能選手です。 意外ですが中華料理に使うと仕上がりが 大変軽くなります! 瓶の注ぎ口の形状に大変驚きました。 普通は使い終わりのころに残念ですが 多少味が変化します。 これは仕方ないことですが……スエルテアルタの注ぎ口は最小の酸化をも 防ぐようできるだけ空気が入らないよう 工夫されてます。 これなら最後まで素晴らしいオイルの 味わいを損なうことなく楽しめます!」(MIYABI 様)
「ピアクルよりスパイシーで、よりオイルの個性が感じられました。 爽やかな風味が美味です。バリアーニと比べるとやさしい味わいですが、美しい瓶や注ぎ口など、様々なこだわりが素晴らしいと思います。」(くり様)

バリアーニ レギュラーオイル

バリアーニレギュラーオイル500mL

「以前から、身体に良いものを口にするようにしてきましたが、オリーブオイルだけが見つからず探していました。そして、やっと納得できるものに出会いました!!このオリーブオイルは、本当に素晴らしいです。素材の風味を損なわず、旨味を引き出してくれ、お料理の格をグーンと上げてくれます。」(しゃらまま様)
「最高です。アロマの教材としても贅沢に使用 マサージオイルとしては浸透力が素晴らしいので、 他のキャリアオイルは使えません。下着などにも映らず快適に使用しています」 (飯塚 廣子様)
「今までの物とは全くの別物で、これが本当のオリーブの味なのかと実感できました。爽やかな青々とした香りの後に、スパイシーさときりっとした苦味を感じ、油を舐めているのにちっともクドくなくさらりとしていました。その後舐めてみた今までの物は油臭くて香りも薄くドロッとしていて、これを今までオリーブオイルと思っていたんだな…とショックを受けました。その後 いろいろな料理に使いましたが、どれもシンプルな味付けでも素材の味を損なわず、ワンランクもツーランクもアップした味わいに仕上がるので嬉しくなります。(chan様)

バリアーニ グリーンオイル

バリアーニグリーンオイル500mL

「これぞTheオリーブオイル!です。私は色んな所でオリーブオイルを購入してきましたが、ホールフーズさんのバリアーニグリーンオイルは絶品です!私のお勧めは、オリーブオイルに塩を少々、それにバケットです。オリーブオイルの味を最大に楽しめます。また、私はオリーブオイルと豆腐でコレステロール値が正常になりました。」(みの様)
「今でもオイルそのものを味わうとちょっと苦いと思ってしまいます。でもその苦いオイルを出来たての料理やサラダにかけると何て美味しくなることか。私が好きなのは魚の塩焼きにバリアーニとほんの少し醤油をかけることです。もうマジックですね。以前なら焼き魚にオリーブオイルなんて思いもよりませんでした。もちろん化粧オイルとしても使っています。」(りんりん様)
「初めて使わせていただきました。パンにオリーブオイルをつけるのを余り好まなかった子どもたちが「もっと食べたい!」と美味しい声。レビューにあった、お味噌汁にオリーブオイルもいただきました。これまた美味でした。和洋食ジャンルを問わず楽しめるオリーブオイルです。」(masavino様)

味わいを決める要素

味わいを決める要素は、以下のものです。
・果実特有の個性がわかること
・複数のフルーツやナッツ、アロマなど多くの複雑な要素を持っていること
・うま味の量が多いこと
風味の複雑さは、オリーブの木の植え方等によっても異なってきます。
スエルテアルタのクパージュオイルには、農園内で等間隔に植えられた3種のオリーブが使われており、毎年それらが互いに自然交配しているため、少しずつ変化しています。そのため、味わいが毎年複雑になっているのが特徴です。味わいの複雑さの順位は、当社製品では次のようになっています。

複雑さ☆1位☆ 2位 3位 4位
スエルテアルタクパージュ500mL バリアーニグリーン500mL バリアーニレギュラー500mL スエルテアエルタピクアル500mL
スエルテアエルタ
クパージュ500mL
バリアーニ
グリーン500mL
バリアーニ
レギュラー500mL
スエルテアルタ
ピクアル500mL

ピクアルオイルは新鮮な緑の風味と爽やかな苦味とナッティさが楽しめます。クパージュオイルはハーブ、ほんのり甘味とリンゴ・柑橘系、トロピカルなニュアンスも感じます。バリアーニは使用果実がグリーンもレギュラーも同じですが、果実採取時期が異なり、グリーンオイルの方がレギュラーよりも風味が複雑です。

土壌が肥沃であるほど濃くなるもの

次に、味わいの中でうま味というのが最も重要です。オリーブオイル中のうま味は、まだ科学的に解明されていませんが、実はワインでも「Umami」という言葉があり、多くのソムリエがその存在を認めています。うま味は土壌の肥沃さから来ます。栄養が豊富な土壌であればあるほど、うま味は濃厚になります。その点、当社製品では、バリアーニオリーブオイルがうま味の濃厚さは突出しています。非常に大きなバリアーニ農園の果実
バリアーニ農園は、処女地を開梱しており、極めて肥沃な土壌です。そのため、果実が栄養を多く含み、かなり大きくなります。写真はバリアーニグリーンオイルになる、収穫直前の果実。うま味はこのように土壌から来るのです。

当社のスエルテアルタにもうま味もありますが、バリアーニ農園ほど土壌が肥沃ではないため、うま味の量はバリアーニオイルの方が多く、順位としては以下の様になっています。

うま味の濃さ☆1位☆ 2位 3位 4位
バリアーニグリーン500mL バリアーニレギュラー500mL スエルテアルタクパージュ500mL スエルテアエルタピクアル500mL
バリアーニ
グリーン500mL
バリアーニ
レギュラー500mL
スエルテアエルタ
クパージュ500mL
スエルテアルタ
ピクアル500mL

加熱してこそ活かせるうま味

このうま味成分は、加熱調理時に最もよくわかります。そもそも、良質なオリーブオイルは加熱調理をすべきでないという認識は誤解に基づいており、大いにオリーブオイルは加熱調理すべきです。というのは、たとえば揚げ物をオリーブオイルで作る場合、衣に油が染みこみ、とても美味しくなります。またオリーブオイル中のポリフェノールは加熱調理しても食品中に一部移行することが明らかになっています。また、揚げた後にも油に含まれるポリフェノールのお陰で酸化しにくくなります。

他にはない要素〜特注品
もう一つ、味わいの決め手となる重要な要素があります。区画を選べるかということです。この要素はバリアーニ以外では聞いたことがありません。当社は、バリアーニ農園で毎年、農園内の複数の区画から収穫した果実を搾った複数のオイルをテイスティングして選ばせてもらった特注品を輸入しています。これは、世界的にも珍しいことであるので、詳しくご説明します。

グリーンオイルはなぜ希少価値が高いか

収穫時のテイスティングそもそも、バリアーニ家では、グリーンオイルを作っていませんでした。グリーンオイルは、果実が完熟する前のグリーンの時に収穫して搾るオイルのことで、そもそもイタリアでは貴族や領主しか味わえないものでした。それは、収穫できる期間が10月の終わりから3週間しかなく、果実が手で握りつぶせるほどの適度な熟し方で、なおかつ木にしっかり成っている果実を選ぶ必要があり、収穫には多くの人手が必要であったこと。そして、収率(単位果実重量あたりの搾油量比率)が極めて低い、生産量が少ないオリーブオイルであったためです。

区画を選ばせてもらえるようになった経緯

このような貴重なオリーブオイルを当社で依頼した際、バリアーニ家は快く受け入れてくれました。彼らが思っていた以上によいものができたため、バリアーニ家はとても喜びました。それだけでなく、バリアーニが創業時に売れていなかった時から大口の注文を出した私達と親しくなり、家族ぐるみでつき合いが始まりました。そして、毎年農園の最も日当たりのよい区画のオイルをテイスティングして購入させてもらえることになったのでした。

同じ畑でも区画によって異なる味わい

当社買い付けのタンクの前でさて、ワインでもクリュという言葉があり、畑の格が決まっていますが、オリーブも同様で同じ農園でも区画によって味わいは決して同じではありません。毎年当社社長が収穫時期に農園に訪問すると、最も美味しい3つの区画のオイルに絞った状態で一緒にテイスティングをします。そして、いつもそうなのですが、当社社長とバリアーニファミリーは全員一致で一番美味しいのは「これだよね」、と同じものを指さします。

テイスティングした上で選んで購入させてもらえるオリーブオイルメーカーは、バリアーニファミリー以外に当社では知りません。こうして選ばせてもらったオイルをタンクごと購入しています。この写真は当社が買い付けたタンクで、これは日本ホールフーズにしか出荷しないことを約束したものです。

領主や貴族の食卓を実現できる

当社特注品は、貴族が、自分達が食べるために作っていたオリーブオイルと同じであり、バリアーニグリーンオイルがあれば、イタリア貴族の食卓を実現できるということです。しかも、現在は酸素と触れやすい中世古式製法を改め、酸素と紫外線に触れない近代製法になっているため、貴族が食べていたものよりも遙かに美味しくなっています。

品質の決め手③ 温度管理

リーファーコンテナ船温度管理は、製造工程、製品の輸送中、到着後で重要なことです。現在はコールドプレス製造を実践するメーカーが増えており、最近は殆どありませんが、以前は製造中に温度を高くする製法を用いるメーカーが多くありました。写真はスエルテアルタの製造設備、オーナーのマヌエル侯爵と工場長のパコ氏。

また、余程販売量が少ない場合を除き、市場の殆どのオリーブオイルは船便が用いられますが、ヨーロッパからの航路の場合には、赤道を2回通ります。そのため、常温管理がなされるリーファーコンテナを使用していることが重要です。
  アメリカからの航路の場合には、北太平洋航路を通っているため、海温がそもそも低く、リーファーコンテナを利用する必要がありません。

リーファーコンテナスエルテアルタオイルの輸送にはリーファーコンテナを使用しています。バリアーニオイルはリーファーコンテナを使う必要がない、海水温の低い北太平洋航路を通って日本に着きます。

また、日本到着後も倉庫が常温管理をしていることが大切です。この温度管理は、製品を販売する上で必ずコストとして表れます。また、価値あるオリーブオイルには必ずこのコストがかけられています。


4種類の特徴のまとめと500mLでの価格比較

当社で販売する4種のオイルの特徴を一言でまとめました。また、販売価格は上記の全ての要素を反映しております。

バリアーニグリーン500mL バリアーニグリーン

4種類の中で最もうま味が濃厚で希少価値が高い

税込 6,804円
スエルテアルタクパージュ500mL スエルテアエルタクパージュ

4種類の中で最も味わいと風味が複雑

税込 4,536円
バリアーニレギュラー500mL バリアーニレギュラー

4種類の中で最もうま味の量とポリフェノール量、複雑さと価格のバランスに優れる

税込 4.320円
スエルテアエルタピクアル500mL スエルテアルタピクアル

4種類の中で最もポリフェノール量が多く、外見も美しい*
*2015年にイタリアで行われたオリーブオイル食品祭にて、ピクアル250mLが「最も美しいオリーブオイル容器大賞」( Secondo classificato packaging"Le forme del olio 2015")を受賞

税込 3,564円

また、簡単にそれぞれの個性をチャートで表した図を作りました。美容オイルとしてのおすすめ度としているのは、ポリフェノールの多さを表しています。

スエルテアエルタオイルの個性
バリアーニオイルの個性


最後に:「初回限定」と「まとめ割」について

※バリアーニオイルには1Lがありますが、このページの公開時点でスエルテアルタは1Lサイズを販売しておりません。
以上の全ての要素が開示されているかどうか、またどれほど当てはまっているかを考慮して、重視したいポイントを決めた上で、オリーブオイルを選ぶことをおすすめいたします。
初めての方にはお試ししやすいように「初回限定」と付いているものは送料無料であり、また500mL以上のサイズの場合には選べる小瓶のプレゼントがございます。「初回限定」のものは、一製品について一度だけご購入ができ、他の製品と一緒にカートに入れることができない製品ですが、1回「初回限定」のオイルをご購入頂いた後で、別の「初回限定」オイルをお試し頂くことができます。
複数本をご購入されたい場合、また、今後一種類に絞りたい方には、「まとめ割」マークの付いた、まとめ割買い割引適用品のサイズの大きなものをおすすめ致します。


追伸:どれも魅力的で余計選びにくいという方へ

やっぱり食べてみないとどれが好みの味わいかわからない、という方もあります。ごもっともです。そんな方にぴったりな一番美味しいオリーブオイルを食べる方法があります。それは、お客様から教えて頂いたのですが、当社取扱の4種類のオリーブオイルの全てをミックスして食べる方法です。全ての個性が合わさり、ビックリ仰天な美味しさになります。誠にもってこれは衝撃でした。ブレンドすることによって、それぞれ別の個性を持っていたことが鮮明になり、それぞれの個性が際立つことになったのです。嘘だと思う方は、是非お試し下さい。

オリーブオイル コラムへ

バリアーニオリーブオイルの詳細情報
スエルテアルタオリーブオイルの詳細情報